令和7年度「水素供給インフラ周辺ビジネス人材養成講座」開講式を挙行

2025年7月15日 トピックス

 令和7年6月11日(水)、米倉山次世代エネルギーシステム研究開発ビレッジ(Nesrad)において、令和7年度「水素供給インフラ周辺ビジネス人材養成講座」開講式を挙行しました。
 既に10年目を迎えた「水素?燃料電池産業技術人材養成講座 基礎コース」、令和6年度よりスタートした「水素?燃料電池産業技術人材養成講座 事業化コース」に続く新たな水素?燃料電池関連の人材養成講座となります。
※ 上記講座は、全て山梨県の委託により実施しております。

 本講座は、令和6年11月にカナデビア株式会社がP2G(パワー?ツー?ガス)システムの心臓部である水電解スタックの量産工場を都留市に建設することが決定したことを背景に、今後成長の見込まれる水電解装置の設置工事、配管工事、メンテンナンス業務等の周辺ビジネス分野への参入に必要な知識を習得することを目的としており、初年度となる令和7年度は、約20名の受講を予定しています。
 開講式では、市川満理事が「水素社会の実現に向けて山梨県ほど産官学の連携が密接に行われているところはない。ぜひ皆さんには新しい課題に挑戦してほしい」と、有泉清貴山梨県産業政策部長が「業界の第一線で活躍する技術者から解説してもらえる貴重な機会。参入に必要な知識を習得し、新規参入に向けた社内の中核人材として活躍してほしい」とそれぞれ挨拶し、受講生を激励しました。
 なお、「水素供給インフラ周辺ビジネス人材養成講座」は下記のとおり開講し、修了生には修了証が交付されます。

■水素供給インフラ周辺ビジネス人材養成講座
開催期間:令和7年6月11日(水)~(11コマ(16.5時間)+実習)
場  所:米倉山次世代エネルギーシステム研究開発ビレッジ ほか
内  容:水素の特性?材料選定、法規制、組立、メンテナンス、設置工事の実施工程?手順、現場視察など